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女性の悩み 生理痛

生理痛
女性にしかわからないこのつらさ。
女性なら誰もが経験する生理の時の悩み。

生理が近づくと、今月もまたか〜・・・とゆうつになりませんか?
生理痛薬の服用が癖になっていませんか?
生理痛は体質だからとあきらめていませんか?

でも生理痛は和らげれるのです。ほんの少しの気遣いでで生理痛が楽になるかもとしたら・・・・・。 さぁ〜がんばりましょう!

注意)ひどい生理痛の場合には、子宮の病気が隠れていることがあります。 あまりにひどい場合は産婦人科に受診しましょう。

生理痛のメカニズムと対処法

生理とは

つらい生理痛 生理痛とひとことで言っても、痛みの感じかたにはかなりの個人差があります。

生理とは妊娠に備えて膣内で厚くなった子宮内膜が、妊娠が起こらなかった場合にはがれて体外へ排泄される こと(月経)をいいます。

その生理が起こる前後に腹痛、腰痛などの不快な症状をまとめて生理痛と言います。

生理痛はその他にむくみ、頭痛、吐き気、イライラなど人によりさまざまな症状を起こします。

生理にともなって、腹部や腰など強い痛みなどで日常生活に支障がでたり、その状態が継続することを「月経困難症」と呼び、治療を要します。また他の子宮や卵巣など病気が隠れている場合があるのでよく観察と注意が必要です。

痛みなどは妊娠して産後、症状が軽くなることが多いといわれていますが、逆に産後一般の腰痛など発症する方もいます。

まずは自分の生理の時の状態をよく観察しましょう。

生理の仕組み

女性は思春期を迎える頃、からだは妊娠、出産の出来る準備体制に入ります。卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)という2つの女性ホルモンの分泌が周期的に行われ、約4週間に4つのシーズンを1サイクルとした生理周期が始まります。
生理は通常、閉経する平均50才ぐらいまで続きます。また閉経前にはホルモンバランスが不安定になり生理不順になったり、それに伴い更年期障害といった症状がでたりすることがあります。

生理のサイクル

卵胞ホルモンの分泌が高まり、子宮の内側にある子宮内膜が増殖していきます。
この頃は心も体も安定し、お肌もツルツル。女性としてまばゆい状態です。
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成熟した卵胞が刺激され、排卵します。妊娠しやすい時期です。
この頃、黄体ホルモンの分泌が高まり心身とも少し不安定期に入ります。
矢印
黄体ホルモンの分泌が更に増し、子宮内膜をやわらかくして妊娠OK状態です。
この頃は身体的な不調や精神的にもイライラした不安感時期です。
矢印
妊娠がなかった時、子宮内膜が剥がれおち外へ排出されます。
これが生理です。
この頃は生理痛や生理による出血で貧血ぎみ、そして心はブルー。
ゆっくり過ごしましょう!

生理痛の原因を大きく分けると次のようになります

@機能性月経困難症
10〜20歳代の若い女性が多く、子宮の収縮が強くそれに伴い痛みがでます
ホルモンのバランスが崩れが原因のひとつとも言われています。
A器質性月経困難症
子宮等の病気などで痛みの原因がはっきりしている場合です。
子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣腫瘍などあります。
Bその他にも骨盤など骨格や姿勢の影響で生理痛が出やすいこともあります。
足の長さが違う。左右の肩の高さが斜めになっていると言われる。
いつも足を組んで座ってしまうなど

生理痛を起こしやすい人

@ストレスをためやすい人
仕事や家事、学校生活などでイライラや落ち込んだりしてませんか?
なんでも自分ひとりで抱え込んでませんか?
A生活習慣が不規則な人
生活のリズムがバラバラ。睡眠時間が短いなどないですか?
B無理なダイエットをしている人
食べない栄養を摂らないダイエットしてませんか?この方法は痩せるではなくやつれるやり方です。体にはとても負担を掛けています。
痩せていてきれいなのに「まだ太っている」と思い込んでませんか?
C姿勢が悪く猫背の人
椅子の時、足を組んで座ったり、背中を丸めていませんか?
床の時、横座り(お姉さん座り)していませんか?
D肥満、やせ過ぎの人
肥満は骨盤、子宮を圧迫してしまいますよ。
脂肪ではなく筋肉をつけましょう
E運動不足な人
時間がないから、面倒だからなど自分に言い訳していませんか?
F疾患がある人
医師の指示に従ってしっかり治療しましょう。

生理痛の解消方法

@簡単ストレッチ筋肉をリラックス
立った状態で腰を前後左右各15回ずつ動かす。
前後左右の後、今度は円を描くように左廻し右廻し各15回ずつ行う。
A姿勢を正しく
背筋を伸ばして座り、大きく腹式呼吸を5〜10分
Bお風呂でリラックスタイム
少しぬるめののお風呂でリラックスしながら血行をよくしましょう
Cまっすぐ寝よう
少し硬めの布団などで平らなところで寝よう。やわらかいベットは骨盤、腰が沈んでしまいます。注意!
Dしっかり栄養、カロリーは控えめ
5大栄養素をしっかりとり、からだに栄養をしっかり送ろう
Eしっかり水分
1日2L以上の水をこまめに摂って、体内循環を良くして老廃物を排出しよう。
F疾患を抱えている方
医師の指示に従って治療しましょう。自分勝手な言い訳で治療を休んだりやめたりしないようにしよう。
生理は女性にしかない妊娠出産するまでの重要な働きです。女性のからだは大変デリケートで複雑です。自分のからだを知ることで適切に対処しましょう。